外出先での危険から守る
<外出先での危険とは>
ホームセキュリティの主なサービスは自宅など屋内での使用が前提です。
しかし、屋外には自宅以上にたくさんの危険が溢れています。
誘拐や連れ去り、ストーカーや痴漢、ひったくりや路上強盗など、外出先で犯罪に巻き込まれる事件が後を絶ちません。
さらに、外出先での急病やケガなどの危険性もあります。
こうした非常事態に助けを呼ぶには、電話からの110・119番通報だけが頼りでした。
周囲に人がいれば、大声をあげて助けを呼ぶこともできますが、残念ながら誰もが甲斐甲斐しく助けてくれる時代ではありません。
ひとりひとりが自衛する必要があります。
外出先でのセキュリティとは
近年ではGPS(全地球測位システム)や無線通信技術の発達により、屋外でもセキュリティサービスが利用できるようになりました。
屋外用セキュリティサービスは、自宅でのセキュリティとは別システムで提供されています。
使われる機械は、専用小型端末か、端末と同等機能を搭載した携帯電話だけです。
○専用小型端末とは
小さな携帯電話のような機械で、非常通報に特化した機能。
GPSによる位置検索が受けられる。
家族などからの安全確認信号に応答できる機能も。
必要な機能がしぼられているため、操作はボタン1つと非常に簡単。
子どもやお年寄りでも安心して利用できる。
○セキュリティ搭載の携帯電話とは
専用端末と同等の機能を搭載した携帯電話。
一部の機種にしか搭載されていないので注意。
通常の電話機能に加えて簡単にセキュリティが導入できる。
操作の点では専用端末に比べるとやや難しい。
子ども用携帯電話での操作はできるだけ簡略化されている。
システムのしくみ
・通報
非常時に機械の通報ボタンを押すだけで、警備会社に連絡が入ります。
・かけつけ
警備員はGPSから現在地を確認して、呼ばれた現場に迅速に駆けつけます。
まれにGPS圏外となる場合や現場の状況によっては急行できない場合もあることはご了承ください。
・位置検索
GPSで位置を特定できる。
人のほか、荷物や車の紛失にも備えることができます。
料金について
システムの導入時に、端末や充電器を買う必要があります。
対応携帯電話の場合は機器買い取りの必要はありませんが、初回だけシステム加入料がかかります。
どちらにしても初期費用は数千円かかります。
しかし、月額料金は大変お安いので、気軽に導入できます。
月々数百円程度のものが多いですが、月額0円のプランもあります。
月々の基本使用料を抑える代わりに、システムの利用回数に応じて必要経費が加算される方式をとっています。
電話やパソコンなどから位置検索をする際、通報を受けて警備員がかけつける際にそれぞれかかります。
位置検索は、加算方式では1回につき100円から。
検索が○○回まで無料になるという料金プランもありますがそれでもかなりお安く利用できます。
かけつけ料金はプランによって6000円台〜10000円程度です。


